キャッシュレス生活をしていて、チェーン店系のカフェに行く方であれば必ずと言っていいほど持っているのがそのチェーン店で利用できるプリペイド型電子マネーのカフェカード。
日本では全国展開している「ドトール」「タリーズ」「スターバックス」では独自の電子マネーカードがあります。これらの違いは一見よく分かりませんので、還元率という部分に焦点を当てて比較をしていきたいと思います。
ポイント還元と値引き
まず、3つのカードはいずれもクレジットカードでの入金が可能です。ドトールとタリーズはクレジットカード入金をしようとすればネットでの会員になる必要があります。スターバックスのカードは店頭でのクレジットカード入金にも対応しております。
ですのでスターバックスではスターバックスカードを作成したそのレジでクレジットカード入金をすることがとても便利です。
現金で入金するのは確かに店頭でできるので良いかもしれませんが、現金ではなくクレジットカードで入金するとクレジットカード自体のポイントが還元されるので少しお得です。(だいたいのクレジットカード自体の還元率は0.5%)
月に3000円カフェを利用する方であれば15円それだけでお得になります。それだけ?と思うかもしれませんが年間で180円お得になりますし、ただカフェに行くだけでもらえるのであれば利用しないよりは利用した方が良いと思います。
さて、肝心な「ドトール」「タリーズ」「スタバ」の還元率です。まず、この3つの還元方法は違います。
ドトール・・・ポイント還元
タリーズ・・・値引き
スタバ・・・なし
スターバックスカードは還元が特にありません。スターバックスカードは支払いが楽になるのがメリットとして最も大きなものです。たまにキャンペーンでチャージ金額に応じてコーヒー無料券がもらえたりするようですが基本的には還元が無いので「還元はない」と思っていていいでしょう。スターバックスカード払いvsクレジットカード払い
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還元率比較
さて、ドトールとタリーズの還元率の比較です。
ドトール・・・チャージ時(2000円以上)最小5%、商品購入時1%
タリーズ・・・ドリンク1杯10円値引き
さて、ドトールの「ドトールバリューカード」はチャージ時にも商品購入時にもポイント還元があります。
チャージ時のポイント還元は最低2000円以上チャージした際に適応になり、1000円チャージでは還元されませんので注意が必要です。商品購入時は100円で1ポイントの還元になります。
ドトールの商品購入は交通系の電子マネーでもTポイントカード提示でポイントが付きますが、ドトールバリューカードではTポイントとは別のドトール限定で利用できるポイントの付与となりますので注意が必要です。(ドトールバリューカードではTポイントが付きません)
またドトールバリューカードでは1年間の前年の商品購入金額に応じてチャージ時のポイント還元率が変わります。最大10%になります。(年間5万円以上利用時)ですが、発行して1年間は前年の利用は0円とみなされるために5%の還元率になりますので発行1年間は6%の還元が基本になります。
タリーズの場合です。タリーズカードを利用する事でドリンクは全品10円引きになります。ホットコーヒー(本日のコーヒー)とアイスコーヒーが最も値段が安く還元率が最大になる為こちらの2品で還元率を考えます。320円ですのでそれの10円引きで3.125%の還元率になります。
つまり
ドトール・・・6%還元
タリーズ・・・3.125%還元
となりドトールが最も還元率が高くなるのです。
しかし、タリーズはお代わりコーヒーが同店舗であれば一回外に出ても150円で購入できるので2杯飲んだら460円で約28%の還元になるので(180円(得する分)÷640円(320円×2杯))2杯以上飲むのであればタリーズに軍配は上がります。
まとめ
ドトールが最も還元率が高くキャッシュレスで利用するとお得になる事が分かりました。実際、先ほどのクレジットカード自体のポイント還元も合わせると6.5%の還元になります。これを毎月3000円、一年間続けた場合にポイントの還元は「2340円」分のポイントになります。ただただカフェを利用するだけでこれだけポイントが貯まるのであれば利用しない手はありません。
キャッシュレスはうまく使えば本当に得をします!是非試してみてください!