トルコのイスタンブール。
イスタンブールは地中海に面した海の街である。カモメがたくさん飛んでいる。
トルコは99%がイスラム教徒と言われている。至る所にイスラム教徒の祈りの場所「モスク」があり日本とは景色が違う。
1日に5回、イスラム教徒はお祈りをする。そのお祈りの時間を告げる歌がその回数だけ大音量で聞こえてくる。この歌でお祈りをするのかと思うくらい熱量を込めて歌われているけれど、この歌はただ「もうすぐお祈りの時間ですよ~」と伝えているだけらしい。
それならばわざわざ歌を歌わないでサイレン等で済ませればいいのに。
そう思ってしまう私は日本人なのだろう。歌だから意味があるのかもしれない。
宗教は面白い。もちろんinterestingという意味で。
イスラム教徒の女性は全身を布で隠す。目だけが出ている状態で外を歩く。
男性は顔を見れない。顔を見ずに女性を好きになるのだろうか。だとすれば純愛がそこに完成する。
不謹慎かもしれないのであまり深くは書けないが、男性が女性を愛する時、その女性の全てを隠していた布を取る際に僕ら日本人には感じる事のできない感情を抱くのではないだろうか。
もし、布を取った時に女性の顔がタイプの顔だったら男性は「ラッキー」とか思うのだろうか?いや、顔を見ずに内面に恋をしてるからあんまり関係ない気もする。
女性も内面のみで恋をされるなんて、幸せな人が多いのではないだろうか。
「イスラム教徒に聞きました!」みたいな企画を見た事が無いのでその辺りはとても謎に包まれている。いつか知る時が来たらいいな、と思った。
イスタンブールの街
イスタンブールは中東アジアとヨーロッパがミックスされた街並み、という印象だ。実際、トルコはヨーロッパ地区とアジア地区に分かれている。
客引きが多いところを見るとあまりトルコは裕福な国では無いのかもしれない。路上でお金をもらう人や道を歩きながらティッシュを売る人も結構いた。
あと、トルコのイスタンブールでは交通機関がとても便利だった。路面電車、バス、地下鉄がとても安い。スイカのようなチャージ式カードがあると安くなり、購入した(約180円)ので一回乗って60~150円程度だった。
何より路面電車も地下鉄も本数が多い。海外では一本乗り過ごすとだいぶ待たされるなんて事もありがちだが基本長くても待ち時間は5分程度だった。
多くの観光スポットの近くには駅があり、観光する際にはとても使えた。
トルコのイスタンブールでの見どころはモスクとバザールだと思う。
モスクは夜になるとライトアップされたりする。キレイだ。カップルで行ったらロマンチックな雰囲気に包まれる事だろう。しかしだいたいモスクは観光地になっているので客引きも多い。日本人観光客相手に日本語で話かけてきたりする。日本語だからついつい油断してしまう。相手も「日本人大好き」と必ずと言っていいほど言う。
しかし、ただただ親切にしてくれる人はそうそう多くない。必ず少しは疑った方が良いと思う。悲しいが。
バザールはお土産を買うのにとてもぴったりだ。ジュエリー・洋服・お菓子・石鹸・香水・置物・お皿などなど・・・なんでもある。値下げ交渉もできるので楽しめる人はどんどん行うといいと思う。
しかしこちらも客引きが多い。大抵は無視をしていればいいが、混んでいるとおそらくスリなんかもありそうだったから荷物には気を付けた方が良いと思った。
まあ、スリやぼったくりが日本に無さ過ぎるだけで海外では普通の事なので「トルコは危険な国だ」という訳ではない。海外の標準(むしろ安全な方)だ、ということである。
そんなことをトルコのイスタンブールでは感じた。
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