ケバブと言えばあのくるくる回る棒に巻き付いたお肉を削ぎ落してピタパンで挟んで食べる料理を思い出します。ですが、トルコで「つぼ」に入ったケバブというものがあります。「つぼに入ったケバブ?」と最初私も思いました。食べてきましたのでレポートさせていただければと思います!
つぼに入ったケバブ
私が今回訪れたのはトルコのイスタンブールにあるケバブ屋さん。ケバブ屋さんとは言ってもそこには沢山のメニューがありました。
つぼケバブをお目当てにして来店したので迷わず注文。
つぼケバブは「テスティケバブ(TESTI KEBAB)」とトルコ語で言います。
さて、厨房を見ると料理が始まっております。
しばらくすると厨房から砂の入った浅い箱のようなものを持って店員さんが出てきます。そしてつぼも持ってきてその箱の中央に配置。そして砂に火をつけます!
その時急に店員さんのテンションが上がったのか持っていた刀のようなものをいきなり箱に叩きつけ出しました!
こちらを見て「サムライ!サムライ!」と言っております!
何の意味があるのかは全く分かりませんでしたが驚いたことによりこちらもテンションが上がってしまいした!
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そしてしばらく経つとそのつぼをおもむろに持ち、逆の手で持っていた刀でつぼを割りました!(破壊ではなく底を取る感じ。店員さんのテンションから派手なものを想像してしまっていた為にハードルを見事店員さんはくぐっていきました!!)
そのつぼから直接お皿にケバブを流し出し完成!
そしてピタパンを持ってきてくれました。このピタパンはソースを作る時にソースにつけていたので味が少しついていました。
「ピタパンにケバブを自分で挟むんだ」
と店員さんは言います。
「そしてこうだ!サムライ!」
と言いながら私の口の中にケバブを突っ込みました。そして店員さんは笑いました。
ケバブのお肉は「ミックス」を注文していたので牛肉や鶏肉が入っていました。
味は日本で食べるケバブよりもトマトソースっぽい味がしました。とても美味しかったです!
トルコに行った際は是非一度この「テスティケバブ」を試してみてください!