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りょうてつのこうどう

海外やキャッシュレスで得た情報をあなたに

インド内で30時間列車に乗って移動した時の話

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インドに滞在中にニューデリーからバラナシという場所へ列車で向かいました。列車で30時間でした。インド国内の移動で30時間!と思いましたが、お金の節約にもなりますしそんな経験もそうそうできないと思い、30時間列車に揺られました。その時のお話です。

 

 

 

ニューデリーからバラナシへ

 

私はニューデリーからバラナシへ行こうと思っておりました。バラナシはあの有名な「ガンジス川」のある場所です。特にガンジス川に興味はありませんでしたが(入りもしませんでした)、ガンジス川の川辺で行われる「火葬」に興味が湧いたため行こうと思い立ちました。ちなみにガンジス川の「火葬」は亡くなった方を川辺で燃やす、というものです。誰でもその燃やしている模様を見学することができます。おもしろ半分で見るつもりではなく、私は異文化にとても興味があったので「日本と違った火葬」について学ぼうと思いバラナシに向かいました。

 

ニューデリーからバラナシに行く方法はいくつかありましたが私は列車を選択しました。寝台列車なので横になりながら行けますし、値段も安かったからです。ニューデリーからバラナシまでの直通列車は30時間でした。

 

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チケットを購入して、列車を待ちます。列車が来たとたんに自由席の人たちでしょうか、人が殺到します。本当に日本の通勤ラッシュのようになります。

「これ、乗れないんじゃない?」

と、指定席チケットの僕が焦るほど人が殺到しました。

 

このように殺到した理由は乗ってみると分かりました。

 

指定席ではない人はどこかの車両の通路に行きます。通路は動線となる場所から奥まった場所まで様々です。つまりインドの方は

「より快適な通路を目指す」

という競争の下、列車に殺到していたみたいです。まさに異文化です。

 

列車に乗り込む

 

無事に列車に乗り込むと、そこはもう座れないほど低い天井の3段ベットの席でした。

30時間という時間に少しビビッてはいたもののどこかで「寝てればすぐだろ」と思っていた私でしたがやってみると

「単純に横になっているの飽きた」

状態にすぐなってしまいとにかく苦痛に耐える時間を過ごしました。

wifiも使えないですし、本も読み飽きました。

 

しかもインドの列車の中には「チャイ売りおじさん」がいます。

30時間のうちおそらく20時間は売り続けていました。売る際に、インドのチャイおじさんは宣伝の為に「チャイチャイッチャイッ」と言います。私はそのリズミカルかつ耳障りなチャイおじさんの奏でる「チャイチャイッチャイッ」に惑わされてしまい、更に眠れなくなってしまいました。

 

ですのでもしインドでの寝台列車に乗る時はお金があればなるべく等級の高い座席にすることをオススメします。せめて座る事ができる座席がいいでしょう。

 

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30時間の食事

 

列車に乗り込んだ時、私は重大なミスを犯していました。なぜかとても重要な事を忘れていたのです。そうです。「食事」の事をすっかり忘れていました。何も食事を持たずに列車に乗り込んでしまったのです。

 

列車の中に移動販売員や食堂があれば食事をそこで買えばいいのですがそんなものはありません。あるのは流しの「チャイおじさん」のみです。チャイおじさんを横目に私はお腹を空かしておりました。

 

気を紛らわすために隣の席に寝ていたインドの子供に折り紙のツルを折ってあげました。とても喜んでもらいました。するとその子がお母さんのもとへ駆け寄ります。そしてお母さんがこちらに話しかけてきました。

「ありがとうございます。どちらのお国からいらしたんですか?」

「日本です」

なんてやりとりを数回していたらお母さんが「ご飯はあるの?」と聞いてきました。私が「何も持っていない」とバカ丸出しの回答をするとお母さんがラップのようなものを取り出して「これでも食べなさい」とナンにカレーを塗ったものを差し出してきてくれました。

 

しかもその後のその家族の食事の度に私にもナンをくれました。見ず知らずの外国人の私に毎食ご飯をくださったことにとても心が温まり感謝です。海外では急にめちゃくちゃいい人が現れます。インドではめちゃくちゃいい人に何回も助けられました。私が50円ぼったくられそうになってぶち切れた時もインドの紳士が私の方を持ってくれました。

 

インドは詐欺やスリが多いと言われる国ですが、「めちゃくちゃいい人」も沢山いると私は思っております。

 

ですが、もしもめちゃくちゃいい人が現れなかったら瀕死になる可能性がありますのでもし列車に乗る事があれば食事はお忘れなくお持ちください。以上、インドで30時間列車に乗った時の話でした!

 

きっと、うまくいく(字幕版)

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