りょうてつのこうどう

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フィリピン、マニラの風景(2)

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フィリピンのマニラにいた時の話。

私は縁あってマカティの富裕層の方々が住む街に行く事になった。知人の知人が住んでおりそこを案内してくれるという。マカティのどちらかと言えば貧民街に宿泊をしていた私のところまでその方が車で迎えに来てくれた。

 

色々とその方と話をしていると(私のつたない英語に合わせてくれた)話題は昨日の話へ。私がエルミタへ行ったという話をしたら「なぜそんなところへ行くんだ?」という事を言われた。

 

マカティの富裕層の方が住む街の隣にエルミタはあるという。富裕層の住む街の隣にスラムがある。世界ではよくある事だ。実際マカティの富裕層の方が住む場所に到着するとそこは高層ビルが立ち並び、道路はキレイで舗装されていた。昨日見た景色とは到底同じ国とは思えなかった。

 

別に海外に行ったことのある方なら珍しい事ではないのだが初海外の私は「そんなこともあるんだ」と思った。

 

日本では確かに都会と田舎の風景は違う。しかし、そこに住む人の違いはそこまで顕著ではない。フィリピンでは正直街も違うがなにより人の見た目が違った。もちろん差別をするわけでは無いのでどちらが良いという話ではないが、身なりは確実に違っていた。

 

レストランに入り、食事をした。日本でも高級店に入りそうな部類のお店だった。

 

最後に出てきたヤシの実ジュース。小さな傘の装飾がされていた。エルミタに行く途中で昨日ヤシの実ジュースを道端のお店で飲んだ事を思い出した。紙コップに適当に注がれて飲んだヤシの実ジュース。中身は同じなのに別の飲み物のようだった。

 

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フィリピン、マニラ、散歩

 

翌日宿泊したマカティの地域を散歩した。あてどなくふらふらと歩いた。道は舗装されておらず砂埃が舞うような場所をふらふらと歩いた。自分のお店と思われる前でしゃべっている男の人が多かった。

 

フィリピンでは男性ではなく女性が働くことも多いという。私は日本の男性が働き、女性が家庭を守る、という考え方が世界でも一般的だと思っていたのでそれは単なる文化なんだなあと思った。既にご存知の方も多いだろうがその時に私は初めて知った。

 

途中でお腹が空いたので適当なカフェを見つけて入った。適当にサンドウィッチを食べた。そこで働いていた女性の店員さんが愛想がよくて私のつたない英語にも懸命に読み取ろうとしてくれて私は少し好きになってしまった。なので帰り際に世界で誰かにあげようと思って持ってきていた「おはじき」をプレゼントした。

 

「What?」と言われたので「This is Japanese toy.」と言いプレゼントをした。喜んでいるのか困惑しているのか分からない表情をされたが「Thank you」と言われお店を後にした。

 

おはじきは日本にしかないものだと思って持って行っていた。おそらく日本にしかないだろう。しかし、それが日本の何なのかを説明できるほどの英語力が私には無かったのでただ「ガラス玉をくれる人」になった。やはり海外では英語ができた方がいいなと痛感した出来事だった。

 

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フィリピン、マニラ空港

 

フィリピンのマニラにある空港は世界でも1,2位を争う危険空港だと聞いたことがある。実際行方不明になる方もいるという。もちろんだからと言ってフィリピンはコワイとかフィリピン人は危険だという事ではない。

 

親切なフィリピン人は沢山いた。私は英語ができなかったので沢山ぼったくられ、沢山ぶち切れた。フィリピンの貧富の差は日本よりもはるかにある。それも数が半端じゃない。何が当たり前かよく分からなくなった。

 

※当記事の情報は2014年11月に基づきます。

 

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