イスラエルの伝統料理の一つにHummus(フムス)というものがあります。この料理をエルサレムで食べてとてもおいしく、毎日食べてしまいましたので料理とお店についてレポートしたいと思います!
Hummus(フムス)とは
フムスはイスラエルの伝統料理です。イスラエルはユダヤ人の国で、ユダヤ人はイスラエルが建国されるまで様々な歴史を経てイスラエルの土地に帰ってきました。ですので、世界中に分散したユダヤ人にとって一つの土地で培ってきた伝統料理というものがあまりありません。
日本では和食が伝統料理です。日本はどこの植民地にもならずずっと日本という土地で食に関しても歴史を培ってきました。そのイメージとはイスラエルの伝統料理は少し異なっていると思います。
フムスは豆のペースト料理です。豆のペーストにオリーブオイルをふんだんにかけて、そこにスパイスを加えます。そしてトマトや玉ねぎなどの野菜を入れます。時には鶏肉や牛肉を入れたりもします。それらをパンにつけて食します。パンに具材を挟んで食べるフムスもあります。
味の濃さは提供するお店によって違います。味がとても濃くインパクトのあるお店もあればあっさりとした味付けで食べ終わるまで飽きないフムスを提供するお店もあります。
今回はエルサレムで食べたあっさりとした味付けのお店とインパクトのあるお店の2店舗をご紹介させていただきます!
フムスのお店
私が食べたフムスのお店の中で印象に残ったお店をご紹介させていただきます。
まず一軒目が旧市街のダビデの塔の近くにあるお店「TARA」
こちらのお店にはおいしすぎて滞在中に二回行きましたがどちらもお客さんが多く、人気のある感じのお店でした。また、営業も深夜までやっておりますので閉まるのが比較的早い旧市街のお店の中では重宝する存在になります。
フムスを頼むとサラダとコロッケがついてきます。どちらもとてもおいしいです。サラダはトマトやキュウリにオリーブオイルがかかったサラダで、コロッケは小さいながらインパクトのある味です。
私はチキンが好きなのでチキンフムスを注文しました。フムスにはオリーブオイルとスパイスがかかっており、チキンはタンドリーチキンなので味は濃いめ。旧市街を歩き、疲れてお腹が減っていたらその一口目はたまらなく美味しいでしょう。
パンにフムスをつけて食べますが、フムス一つにつきパンが2枚出てきます。パン2枚を食べるとサラダ・コロッケ・フムスで超満腹に私はなりました。
ですので、女性等小食の方は1枚のパンで食べてもお腹は満たされるはずです。
このチキンフムスはたしか40シュケル(約1200円)でした。
続いて2軒目は旧市街から少し歩いた場所にあるお店「Ben Sira」というお店です。
こちらのお店のフムスはあっさりとしていて食べた後の疲労感はありません笑 プレート(定食のようなもの)でのフムスと、パンに挟んだフムスがあります。私はパンに挟んだフムスを食べたことが無かったので注文してみました。
15シュケル(約450円)程度だったのでボリュームはあまり期待はしておりませんでしたがなんとボリューム満点でした!野菜の量はとても多く、タマゴなども入っており一つで充分な量でした!特に女性は大満足だと思います。
一つだけ文句を言うとすれば少し食べずらかったです。上から食べていくとパンの下の方から野菜やフムスが漏れ出てきてしまって下の方を食べなくてはならなくなります。そして下を食べると今度は上が・・・というようになりました。
まあ海外ですし、多少手が汚れるくらい気にせずに食べていいかと思いますが!
さっぱり系が希望の方は是非「Ben Sira」へ行ってみてください!!
以上、フムスの紹介でした!是非一度お試しください!!
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